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2016年6月

アミアンへ到着(大雨)

朝5時、国鉄のストを気にしつつ起床。やっぱり今日も天気が悪い。
パリ北駅から8時半発の列車でビガルディ地方の首府アミアンへ…

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列車の中で国鉄の運行状況を確認したところ、
今日の午後から本格的なストに突入し、殆どの列車が運休になるとのこと。

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アミアン駅に到着後、観光の前に明日の状況を伺おうと窓口の長い列に並んだ。
「明日?明日の事は午後にならないと分かりません。午後に来てください。」と、
返事をかえす暇もなくあっさり終了。
おもてなしをモットーとする国から、サービスという概念のない国にくると、
ほんとに笑顔もひきつる。
こういう非常事態の時くらい優しくしてほしいよね・・・もう慣れたけど。
という訳で、夕方改めて確認に来ることに・・・

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1948年完成のレトロな高層住宅「ペレの塔」がお出迎え。

アミアンでは次の訪問地ルーアンへの移動を考え、駅近くのホテルを予約した。
荷物を預けていざ観光へ・・・

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この街は2度の世界大戦で壊滅状態になった為、古い建物は殆ど残っていない。
煉瓦造りの新古典主義建築とネオゴシック様式の建物が混在し、
まるでフランスではない国にいるような気がする。ちょっとベルギーっぽい?

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まずは旅の目的、アミアン大聖堂へ…
街は破壊されたが、奇跡的に被害を逃れたこの大聖堂は、
1220年に着工し、わずか49年で完成したという伝説が残るフランス最大のゴシック建築。
1981年に世界遺産に登録されました。

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大聖堂を見学した後、アミアンで一番の観光スポット、サン・ルー地区へ。
それにしてもすごい雨!レストランがひしめく通りに観光客が殆ど居ない。
お店の人も暇そうだなぁ・・・

気がつけばもうすぐお昼。
小さな間口のレストランで、この地方の伝統料理を頂くことに。

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前菜 :Ficelle Picarde Maison
ピカルディー風フィセルは薄焼きクレープのこと。
ハムや、細かくみじん切りにしたエシャロットと煮詰めたキノコが入っている。

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メイン :Filet de Poulet au Maroille
北フランスで作られるマロワールチーズを鶏肉とフリットに付けて食べる一皿。
このマロワールチーズ、超臭さいけど美味しい~

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デザート :Tarte aux Pommes Maison
ほんのり甘くて、サクサクおいしいリンゴのタルト

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食後のお散歩、街をぐるっと散策。

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しばし歩いていると、マリオネット劇場の前に可愛い子供達の列が…
足も疲れてきたし、ちょっと休憩しつつ鑑賞してみることに。
レトロでチープなお芝居だったけど楽しかった!
それにしても物語の中で流れるクラシックの音響は素晴らしかった。

そうそう、ここアミアンは「80日間世界一周」や
「海底二万マイル」でおなじみのSF作家ジュール・ベルヌの故郷なのです。

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1889年に完成したジュール・ベルヌのサーカス劇場。
美しい湾曲のフォルムはSF作家ならでは?

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ここはジュール・ベルヌが1882-1900年まで住んでいた住居を
博物館として開放しているもの。
外観も内装もジュール・ベルヌの世界そのもの!素敵です。

ぐるりと街を一周して駅前に戻ってきたので、再度、明日の状況を確認することに。
な、なんと…ルーアン行きの列車は全て運休。
駅の貼り紙によると朝7時半に1本だけ振替バスが運行されるとのこと。
あぁ、確認して良かった。涙
早速、窓口で明日のチケットを買い、そのバスで移動することに決めた。

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ホテルに帰る前、天気が良かったら訪れるはずだった湿地栽培園へ。
2000年の歴史があるこの湿地帯では穏やかな水路をゴンドラでクルーズし、
湿地の花々や鳥たちを観察できるのだ。
この大雨では船が出るはずもなく、川に架かる橋の上からぼんやりと、
その先にある深い緑の田園地帯を想像した。

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ホテルに帰り一息いれてから、明日中にルーアンからパリへ戻れるか、
国鉄のHPで確認してみた。やはり殆どの列車が運休になることが分かった。
こうなったら考えを切り替え、ルーアンでもう一泊することに。
ゆっくり観光できるし、明後日、列車が動いていたらパリに戻ればいいしね~
早速、ルーアンで素敵なホテルはないか検索を始めた。

買ってきたサンドウィッチで軽く夕食を済ませ、早朝のバスに備えて、少し早めの就寝。

豪雨のパリ4日目(大雨)

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朝窓を開けると、雨の勢いで白く煙るパリの街。
天気予報通りの大雨・・・テレビを見ながら、
昨夜買ってきたバゲットと、たっぷりのカフェオレでのんびり朝食をとった。

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この近所には過去のバゲットコンクールで2位受賞のパン屋さんがある。
シンプルなものから全粒粉やセサミ入りのバゲット、
ついでにパンオショコラやエクレア、カヌレなども買ってみた。
本場のバゲットはしっかりとした噛み応えと小麦の風味がたまらない。
言葉に出来ないくらい本当に美味しい~

11時すぎ、モンマルトルの生地問屋へ向かう。
ゴミが散乱し、物売りがすぐに寄ってくるこの地区特有の治安の悪さ、
どうにかならんものか・・・

雨でお客様も少なく買い物もスムーズかと思いきや、
なんと!“地下階のみ月曜日定休”という理不尽な看板が目の前に。
C'est incoyable!!!他の階は営業していて、お目当ての階だけクローズとは。涙
またもフランスの洗礼。ここでの買い物はまた後日リベンジに・・・

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サクレクール寺院も霞むザーザーの雨、メリーゴーランドもちょっと可哀想。

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そうそう、モンマルトル付近には美味しいパン屋さんがたくさんあるのですよ。
今回は2010年、2015年と2度コンクール1位に輝いた
Le grenier a pain でバゲットなどを購入し今夜のディナーに。
(東京半蔵門にも支店がありますね~。いつも行列のパン屋さん!)

その後、パリ2区にあるMaison Sajou へ・・・

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お店ごと全部欲しくなってしまうような素敵な空間。
レトロな雑貨に、繊細なデザインのスロスステッチ図案、
一度閉鎖してしまったこのメゾンを再出発させてくれたビエさんに感謝です^^

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「ここに来たかったんですよ!今回の旅のメインイベントの1つです」と言う私に、
お店のマダムが「あら、日本にもサジューなかったかしら…」と調べてくれ
(結局、北京だった!なんでやー)とても優しい対応をしてくださいました。

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そして8区に移動し、毎回通う手芸店Modes et Travaux
ここは手芸本が豊富、それとステッチにかかせない色鮮やかな麻生地もたくさんある。
ただ1メートル79ユーロ(約10,720円)と高価な為、吟味して一色だけ購入。
日本では手に入らないニュアンスのある美しいグレー。
しなやかな生地を触っているとデザインのイメージが湧いてくる。

相変わらず雨は降り続き、
ビショビショになりながら大きな荷物を抱えてアパルトマンへ。

旅行前に「残念ながら上階で改修工事が始まってしまったようで、
平日の日中、もしかしたら騒音がするかもしれません。ご了承ください。」

アパルトマンの管理会社から電話があった。
ゴゴゴゴゴ・・・ガガガ・・・キーンキーン! おぉ、かなりの騒音。涙
この時期は日が長いので工事時間も自然と長くなる。
夜8時過ぎ、やっと騒音から解放されホッと一息。
雨といい、ストといい、騒音といい、まったく今回はついてないなぁ。と、ため息。

テレビでは日々激しくなるストライキと、
雨によりセーヌ川上流の街が冠水したニュースを代わる代わるに放映している。
明日からビガルディ地方の首府アミアンとノルマンディ地方の首府ルーアンへ
一泊旅行の予定。さてさて、どうなることやら・・・
お休みなさーい★

**今回一番のお気に入り広告**

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メトロのホームでにらみをきかすニャンコ。超かわいい~

これぞフランス!洗礼の始まり(雨時々曇り)

 

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朝9時、シャルトルへの列車が発着するモンパルナス駅で時刻表を確認。
嫌な予感が的中、乗るはずの列車が運休に・・・
なんとかなるかと、1本後の列車チケットを購入したが、
待てど暮らせど出発せず、気づけば既にお昼近くに。

これから1時間以上かけてシャルトルへ行っても、数時間ですぐ帰途につき、
また帰りの列車が運行するのかも分からないので旅行は取りやめに。

これぞフランスのストライキ!駅構内は列車待ちの人々や
キャンセルのため窓口へ並ぶ長い列であふれかえっていた。
(私も払い戻しの列に並びましたよ。とほほ・・・)

さて、気を取り直して、午後からどうしよう。
折角カルチェラタンに住んでいるのだから、近所にあるパンテオンへ行ってみることに。

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Pantheon
大聖堂だった建物を、300年前よりフランスの英雄たちが眠る
納骨堂として利用し始め、今では多くの観光客が見学にくる美しい神殿。

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古典主義建築の象徴パンテオン、
昔は45の高窓があり身廊は光で満たされていたのだけれど、
墓所として利用されるようになり、ほぼすべての窓が塞がれたという。
美しい大理石が明るい光に照らされていたら、また雰囲気が違うでしょうね。

その後、日曜日でもお店が開いているムフタール通りでお買い物をして、
週末のガラクタ市を冷やかしながらアパルトマンへ戻りました。

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ガラクタ市の戦利品は可愛い民族衣装のお人形!

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多分1940-60年代くらいに作られたもので素材はセルロイド。
手足はジョイント可動、下着もつけていて、なかなか質の良いお人形さん。

で、このお人形を売っていたムッシュ、私が日本人とわかると、まぁ、話す話す・・・
「そう、一人で日本から旅行にきたのかい。そうかそうか(ニコニコ)
で、福島は少し良くなったかい?テレビをみて心配していたんだよー」

どうやらムッシュ、日本がお好きなようで・・・
人形をお安く売ってもらった後も
「じゃぁこっちの人形も持ってくか?お?いらない?じゃぁ、こっちのお皿はどうだい。
ほぉ、いらない?じゃぁこの南仏の花瓶とキャンディー入れをプレゼントしよう」
と、
ほぼ無理やり私のカバンに2つの陶器を放り込んだ。
(おぢさーん、こんなのいらないよぉ・・・涙)←心の声
結局、この重たい南仏土産はアパルトマンの棚に置いて帰りました。

天気予報によると、明日はかなり激しい雨が降るらしい。
パリ恒例の生地問屋、手芸店巡りが捗るといいのだけれど…

蚤の市とパリ散策(曇りのち豪雨)

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アパルトマンはカルチェラタン(学生街)にあるため、
週末は夜中まで生演奏の音楽が眼下の広場に鳴り響き、
若者の騒ぎは朝方まで続いた(耳栓持参、大正解~!) でも、建物自体は古いわりに近隣の音も聞こえず、
快適な夜を過ごすことができて良かった。
(この静けさが続かない事をこの時は知る由もなく・・・涙) さて、軽く朝食を済ませた後、何年ぶりになるかヴァンヴの蚤の市を訪ねることに。 テロ以来日本人がめっきり減ったパリの街、
いつも多くの観光客を見かける蚤の市でも日本人は本当に少なかった。
毎回商品の貴重な話を聞かせてくれるボタン商のエリックさんは、なんと昨年4度も来日し
「通算3ヶ月も日本にいたんだよー!もうオレ日本人になっちゃうかも」
日本食で少し大きくなったお腹をさすりながら、
フランス人らしからぬ働きっぷりを大笑いした。 ロマンティックな雑貨を扱うジュリアンさんも
変わらずチャーミングな笑顔でお客様を迎えていた。 今回はパリの滞在が長かったので、質の良いブロカント(アンティーク)や、
1900年初頭の素敵なカードなどにたくさん出会えました。
(展示会で皆さんにご紹介できたら嬉しいデス)
蚤の市で買い物をした後、お腹が空いたのでヴァンヴ駅近くのビストロで昼食を。
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前菜:シェーブル(ヤギチーズ)のサラダ
メイン:自家製クスクス、豆のスープと牛の串焼き
白ワイン:シャブリ メトロ4号線に乗り換え、サン=ジェルマン・デ・プレまで。 お目当の激安薬局で買い物をし
出口へ向かうと外はバケツをひっくり返したような豪雨と雷。
この雨が1910年以来、なんと100年ぶりとなる“パリ洪水”の始まり・・・
一時小降りになるのを待ち、筋向かいにあるスーパー「モノプリ」へ。 モノプリではお洋服が会員限定30%offセール中!
カードをもっていなかったけど、気に入った服を二枚ゲット。
レジのマダムに会員カードがない事を伝えると、後ろにいた女子大生が、
「あら、あなたカード持っていないの?私の貸してあげる。いいわよね?」
レジのマダムに交渉してくれた。マダムも、まぁいいわ。という素振りであっけなく割引に。 良くも悪くも、渡仏の度に感じるフランスらしい対応・・・
まぁ、今回はラッキー!ということで有難くお言葉に甘えましたwww 荷物を部屋に置き、ディナーをご馳走になるため友人宅へ。 まずはフランス独自の制度、
結婚に近いPACS(連帯市民契約)を交わしたお祝いの花束をプレゼント!

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彼が手によりをかけて鳥料理を作ってくれた。
うーん、パルサミコの甘みが絶妙なソース。
私が大好きなヤギチーズもいっぱい用意してくれていて感動・・・涙 楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、気がつけば深夜1時過ぎ。 ムフタールの坂を登ってアパルトマンまで夜中の散歩をし、彼らとはまたしばしのお別れ。 国鉄のストが本格化し、
かなりの列車が運休になるとテレビで大きく報道されていた。
明日のシャルトル日帰り旅がちょっと心配 さてさて、どうなることやら・・・

Parisに到着(晴れ時々曇り)

祝?10回目になるフランス旅行、豪雨に洪水、ストライキに工事騒音などなど・・・
心に残る旅になりました お時間がありましたらどうぞお付き合いくださいませ。
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10:35羽田発、同日16:16定刻通りパリに到着。
この時期のフランスはまだ真昼のように明るい。 テロの後だけに空港でのチェックが厳しいと思いきや、
いつものフランス、あぁ、このゆる~い感じがなんとも懐かしい・・・
渡仏10回目にして初めてアパルトマンを借りた。
というのも、毎回約2週間のフランス旅で、パリ滞在は最後の3日くらい。 短期貸しのお部屋も借りられない短さだったからだ。 今回は、久々にパリの街を楽しんでみることと、
1時間前後で行かれる3大ゴシック建築の大聖堂を巡ることが目的。 と、この時はまだ全てが「計画通りにいく」と完全に思い込んでいたのだが・・・ さてさて、シャルルドゴール空港からアパルトマンまでは、
国鉄RER-B線でおよそ40分、リュクサンブール駅下車後、徒歩約10分。
管理会社の担当者と部屋で待ち合わせ。 しかーし、パリの殆どの古い物件にはエレベーターなど付いておらず、
5階にある部屋まで続く狭い螺旋階段を、
既に20キロもあるスーツケースを(友人への貢物がギッシリ)
引きずりながら何とか登り切った。
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部屋で生活ルールなどを伺った後、鍵を受け取りここでの生活がスタート。

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ちょっと一息、窓の下にはカフェに囲まれたコントレスカルプ広場。
そうそう、パリジェンヌコニーちゃんも元気に同行していますよー
スーツケースから荷物を出していると、
この部屋から徒歩7分くらいの場所に住む友人から電話が・・・ 「今からBio(オーガニック)の美味しいバターとジャムを持って行くね。
Juncooが変なもの買わないうちに渡すわ。今夜からすぐに使うでしょ?」
食材と共に1年半ぶりの嬉しい再会。会話も弾みついつい長話に。 しかし、生活に必要な物を買い出しせねばならず、翌日夜の約束をして解散。
友人は、私に持って来た何十倍も重たい荷物を持ち、
長い髪をなびかせながら、よろよろとムフタールの坂を下っていった。
(彼女のフィアンセに持って来た高級梅酒が一番重い!笑)

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簡単にサラダを作って初日のディナーを・・・
今宵はラングドック地方のオーガニック赤ワインがお供です。
明日早朝の蚤の市巡りに備え早めの就寝。

無事、帰国しました!

今回の渡仏では、皆さんにご心配をおかけしました。 雨に洪水、国鉄のストライキでパリに戻れず、 そして帰りは乗り継いでやっと空港にたどり着き、 フランスの洗礼を受けまくりの旅でした。 旅の様子はまた少しずつUPしていきますね〜〜 取り急ぎ帰国のご報告まで。

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