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2016年7月

ヒヤヒヤの最終日(晴れ時々曇り)

急性腸炎でダウンしていました。。。更新が遅くなり~スンマセン

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昨夜はスーツケースを開けた途端、睡魔に襲われてバタンキュー
今日のフライトは夜なので、朝ゆっくりシャワーを浴びてから荷造りを始めた。

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朝から気持ちの良い日差し、結局今回の旅でお日様が顔を出したのは
到着日と出発日だけだった(なんでや~~涙)

午後2時、23kgマックスのスーツケースと、洋書が何冊も入った手荷物を担ぎ
アパルトマンの螺旋階段をヒーヒーいいながら降り、友人宅へと向かった。

「Juncooが好きな、旬のホワイトアスパラ茹でるからね~」と嬉しいサプライズ!
一緒にサーブされたのは七面鳥のソティとポテトの付け合わせ&サラダ。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付けば夕方6時
友人が空港まで送ってくれるというので、3人でリュクサンブール駅へと向かった。

すると駅の掲示板の行先にパリ北駅までしか表示されていない・・・
駅員さんに確認すると、ストの関係で空港まで電車が行かないとのこと。
まぢか、またか、飛行機に乗り遅れる~!

ここにいても仕方がないので、とりあえず北駅まで行ってみることに。
やっぱり・・・スーツケースを持った多くの旅行者が右往左往

そうこうしていると
「34番線、35番線から空港行きの電車が出発します」とアナウンスが。
右往左往していた人々が一斉に大移動!出発1時間前、何とか空港に到着。
そこからは友人がスーツケースを担いでJALの受付までモーレツダッシュ
(こういう時、がたいの良い若者が一緒だと助かるわ~~っ)
お陰様で間に合いました。。。

今回も心からのおもてなしをしてくれた友人たちに別れのビズをして再会を約束。。。涙

税関チェックを済ませ、空港の免税店でサッと買い物をし搭乗口付近でホッと一息。
しかーし、いつまで経ってもで搭乗案内がない。
周りにいる人たちも段々と不安顔になり、ザワつき始めたころにようやく
ペルギーとフランス北部の気象状況が悪く、飛行機が飛べないというアナウンスが。

出発時間の15分後、機内に案内され、その後1時間また機内待機・・・
定刻を大幅に過ぎ、無事日本へと飛行機が飛び立った。

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本当に今回の渡仏はトラブル続きでした・・・
でも困難をひとつずつクリアしていくのってゲームみたいで楽しい(今だから言える
フランスをよく知る人が言っていました。
「パリは本当にポンコツで、何もかもがうまくいかない。
でも、だからこそ背伸びをせず、気取らず、本当の自分らしくいられるんです。
お世辞にも親切とは言えない人々も、裏を返せば自分に素直で人間らしく
楽しい時は子供の様にはしゃぎ、悲しい時は思い切り泣く可愛らしい人々。」
・・・と。
確かにフランスでは上手くいかない事だらけで、ボヤキたくなる事も多いけれど
いつも人の目を気にしがちな、ちょと息苦しい日本の風土より
あの自由な空気と、おおらかさ(ケ・セラ・セラ)がとても心地よく感じます。
そんなフランスの雰囲気は、何度も訪れたくなる魅力のひとつなのでしょう・・・

フランス人に対しても当初、
個人主義でわがままで、すぐにヒステリックになるこの国の人々が苦手でしたが
ここ数年の旅でたくさんの人々に触れ合うたび“本当に素直な人たちなんだなぁ・・・”
と実感するようになりました。

最初はとっつきにくいかもしれませんが、皆さんがもしフランスへ旅される機会があったら
是非笑顔で(←ポイント!)彼らに話しかけてみてください。

困っている人をほっておけない暖かい心に出合えるかもしれません・・・

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長い旅行記を読んでいただき、ありがとうございました。

ランスのジャンヌ・ダルク祭(曇り)

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深夜まで遊んでいた翌朝、眠い目をこすりアクビをしながらひとり大聖堂へ。
お祭りとは思えない程閑散としたランスの街、
みんな日曜日のミサに行ってるのかなぁ…

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大聖堂が近づくとお祭りの出店にわんさかと人の気配が。

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出店には当時を再現したパンや、衣装や、アクセサリーや剣など、
中世時代の様々な商品が並んでいる。

そして、お目当てのパレードは・・・どうやら終わってしまったらしい。涙

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中世の衣装を着たムッシュたち、カメラを向けるとにっこり、ハイポーズ!

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教会裏は子供たちが遊べる広場になっていて、中世の生活を体験できるブースもある。

ぐるっと街を散策していると、ちょうどお昼、
友人達との待ち合わせまで1時間以上あるので
広場近くのブラッセリ―で軽くランチを食べることに。

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軽く食べるつもりで頼んだ“食いしん坊のサラダ”・・・
なんとギャートルズみたいな骨付き鳥肉やカモ肉、砂肝など肉のオンパレード!
えぇ、頑張って食べましたとも。
この後シャンパンを飲むので、ここでは我慢して白ワインのシャブリ。

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食後、徒歩20~30分の街はずれにあるシャンパン・カーヴまで腹ごなしのお散歩、
途中にあるサン・レミ・バジリカ聖堂へご挨拶。

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11世紀に建立されたロマネスク・ゴシック様式の聖堂。

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聖堂内にはサン・レミ司教の墳墓。

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教会脇にパレードで活躍したお馬さんたちが休憩していた。
やっぱり見られず残念。。。
聖堂を後に一路シャンパン・カーヴ“Pommery”へ・・・

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「日本でも有名でしょ?」と友人が見学予約をしてくれたポメリー社は
広い敷地内に整然と並ぶお城の様な建物がとっても印象的・・・@@;
「Bienvenue! Diesnyland de Reims!!!」(ようこそ、ランスのディズニーランドへ!)
という友人の挨拶に爆笑した。

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カーヴを見学後、徒歩10分ほどの場所にある知人宅へご挨拶。
瀟洒なアパルトマンの門の奥から、黒のスーツをスノップに着こなし
マッシュルームカットのサラサラな金髪をなびかせたムッシュが
笑いながら出迎えてくれた。 おぉ、超かっこいい!

・・・といっても、彼は友人のお母さんの前のパートナー
(この辺がややこしいフランス・・・)
友人が多感だった頃を一緒に過ごしたお兄さんみたいな存在なのだ。
(お母さんより20歳ほど若い!うらやましぃ~♥)
そして彼の専攻は哲学。学校の先生を趣味?でしながら、
この度目出度く、本業の哲学についての本が出版されるらしい。
なんやら難しい話を必死で通訳してくれる友人に感謝しつつも、
半分気絶しそうだった・・・笑

夕方のスコールの後、車でランス駅まで送ってもらい、
(また帰りの列車でひと悶着・・・汗)一泊二日のランスへの旅も終わり。

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夜8時パリに到着、
友人行きつけのブラッセリ―で夕飯を済ませ(また深夜!笑)マンションへ・・・

明日は悲しくも帰国の日、
最後の日まで友人が自宅でランチをご馳走してくれるとのこと。あぁ、帰りたくないな。

まだまだストは続いているし、
センチメンタルになりつつも無事に日本へ帰れることを祈り最後の荷造りを始めた。

友人の故郷ランスへ(曇り)

いよいよ旅の締めくくり、シャンパーニュ地方の首府ランスへ・・・
この地方やドイツに向かう列車はパリ東駅から出発します。

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隣国同士の列車が仲良く並ぶ、電車好きにはたまらないホーム撮影ww

午後1時、定刻通りに列車は発車し、
45分という短い時間であ~っという間にシャンパーニュ地方へ。

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ランス駅に展示してある機関車と、芋虫さんみたいにコロンと可愛いローカル電車。

帰りの列車が運休になってしまったので、
列車変更の手続きを済ませてから街へ向かうことに(窓口でまた並びまっせ)

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駅前のコルベール広場を抜け、
友人が用意してくれたホテルで荷物を預けていざ観光に。
どんよりとした空だけど、このところ続いた雨はどうやら峠を越えたよう・・・

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3人でおしゃべりしながら向かった先は、藤田嗣治が眠る礼拝堂 “シャペル・フジタ”

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パステルカラーの美しい絵が心に響く。レオナール・フジタは毎日12時間壁に向かい
教会のフレスコ画を90日間で完成させたという。すごい!
2009年に逝去された奥様も一緒にこの礼拝堂で眠りについているそうです・・・

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その後ランスで有名なパティスリーに立ち寄り、
街の中心にある地下回廊や大聖堂の見学へ・・・

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紀元200年頃に作られた穀物貯蔵庫。
これまでに発掘された数少ない地下回廊のひとつ。

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ハチミツ色の美しいノートルダム大聖堂は大改修の真最中、
至る所に幕が張られていて、写真を撮る気もなくなるわ。がっくし・・・

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正面左手にはこの教会で一番有名な「微笑みの天使」

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さすがにフランスゴシック建築最高峰の教会
祭壇の後ろには青色のシャガール作ステンドグラスが。これまた美しい・・・

今夜は友人の実家にお邪魔するのだけど、
その前に友人が“どうしても連れて行きたい!”と言う可愛いカフェへ。
しかーし、そのカフェは小さな村にあって徒歩で行くのは困難。

日本のようにタクシーが駅前に待機していないフランス、
運悪く?この週末は年に一度のジャンヌ・ダルク祭。
そのせいか電話でタクシーを呼んでもいっこうに繋がらない。
(フランスのタクシーは全て個人経営。運転手さんに直接電話するしかないのね)

結局、ローカル線で村に近い駅まで行き、
そこからは友人のお母さんの車でカフェまで送ってもらった。
カフェひとつに行くのも色んな人を巻き込んで、超大変~~

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おばあちゃんが一人で切り盛りしているカフェはとっても可愛らしいお店だった。
(大きなモジャ男の友人が、こんなロマンチックな場所が好きなのって笑えるwww)

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店内には、おばあちゃんの趣味で集められた雑貨たちが無造作に置かれている。

お店でゆっくりお茶をした後、小さな村を散策し、
今度はお母さんのパートナーが実家まで連れて行ってくれた。

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小さな村は人影もなく、石造りの建物だけがひっそりと佇む。
こうやって変わらない時を静かに重ねてきたのね・・・

村はずれの丘からは見渡す限りのブドウ畑。
このブドウがシャンパンになるのよね~~ 感謝感謝。
そして美しい風景を一望できる場所には
2回の世界大戦で空爆を受け、この土地で亡くなった方々の慰霊碑がある。

友人の実家ではスピリチュアルなお仕事をしているお母さん(と言っても私と同年代!)
アルジェリア出身のパートナーと共に、友人の通訳を交えて楽しい会話。
お母さんはその美貌もさることながら、慈愛と母性に満ちた優しい人でした。
楽しいひと時は深夜まで続き、またもやホテルまで送ってもらい
友人達とは数時間のお別れ。
(飲酒運転?フランスってそこはゆる~いんですよ。汗)

さてさて、翌朝10時には、
大聖堂前をジャンヌ・ダルク祭のパレードが通るイベントがあるんです。
友人カップルはランスから離れた実家泊なので私一人で見学に行く予定。
というか、朝ちゃんと起きてパレードを見に行かれるのかどうか・・・疑

神様、どうかジャンヌに会えますように~。笑

パリ9区(曇り時々雨)

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ドンヨリと曇った空を見上げた滞在8日目の朝。今回の旅は本当に天気が悪い。

もしかしたら、先日叶わなかったシャルトルに今日なら行ける?と思い
早速ネットで検索をしてみた。
なんと直行便は全て運休、二回乗り換えで2時間半の道程になっていた。
まぢ、ストライキ最悪だわ・・・

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(アパルトマンの近所にヘミングウェイが62年間暮らしていたお家がある)

Musee
気を取り直して、いままで行ったことのないパリ9区あたりを散策することに。
まずは街中にひっそりと佇む瀟洒なギュスターヴ・モロー美術館へ・・・

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天使や女神、ユニコーンなど、
聖書や神話をモチーフにした幻想的な作風が本当に美しい・・・
作品も素敵ですが、内装も超おしゃれ。

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館内は写真OK!

美術館を見学後、セーヌ川方面へ南下して歩き、パサージュの連なる界隈へ・・・
その角にあるレトロな建物が、
フランス全土の伝統菓子が買える有名店A la mere de famille

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私が交差点の反対側から写真を撮っていると、恰幅の良いムッシュが
「ここは古い建物でね、この辺じゃぁ有名なんだよ。綺麗でしょう」と、
大きなお腹をさすりながらフラ語で話しかけてきた。
「はい、素敵な建物ですね。このお店も有名ですよね?」と私が答えると、
「君は日本人かい?←ニコニコ。実は昨年、京都と大阪と福岡に行ってね~
日本は本当に良かったよ~」
と豪快に笑った。

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この近くに住むというムッシュと話しつつパサージュを歩いていると
立ち寄りたかった手芸店が目の前に・・・
「この辺りはアジア人を狙った子供のギャングが多いから、
買い物中の荷物には気をつけてね。ではでは、日本の皆さんによろしく!」

固く握手をしムッシュと別れた。まるで日本代表選手だわ。苦笑
でも嬉しいことに、この国では(隠れた?)日本贔屓の方って結構多いんです・・・

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パサージュ・ジョフロワ
タイルの美しいレトロなパサージュにはホテルや蝋人形館がある。
ガラスの天井からは光が降り注ぎ、とても明るい商店街。

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パサージュ・デ・パノラマ
ニッチな専門店が軒を連ねるパサージュ。ここに何時間居たことか・・・笑

手芸店で刺繍セットを買い、ミニチュア専門店で材料探しに長居をし、
古写真専門店で100年以上前の美しいハガキを購入し、とても充実したパリ散歩。
時間がなくて見られなかった古切手専門店も次回訪ねたいな。

アパルトマンに戻ると、明日からのランス行きの
復路の列車が運休になったとフランス国鉄からメールが入った。
(予約している列車に問題があった場合、ギリギリのタイミングで連絡がくる)

今回は友人カップルと一緒なのでそんなに緊張しないけれど、
この旅行から戻った翌日に日本へ帰国するので、
今回ばかりは1日延長。って事は出来ないのです・・・だ、大丈夫か?

明後日無事にアパルトマンへ戻れる事を祈りつつ、プチ旅行への準備を始めた。

無事にパリへ・・・(曇り時々雨)

このところ続いた悪天候も少し回復、明るい曇り空のルーアンの朝。

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ホテルでチェックアウトを済ませ、
昨日閉まっていた(開放日なのに!これもフランス)ジャンヌ・ダルク教会内を見学。
船を逆さまにしたような木のアーチがモダンで、
大きなステンドグラスからは外の光が降り注いでいた。

教会を見学後、広場付近でお土産を買い早々と駅へ・・・
この日もパリへ戻る列車の数が少なかったので12:45発で帰途についた。

列車に乗る際、旅行前に買ったチケットを持っていた私
ストのせいで(仕方なく)帰宅日が変更になったので、このまま乗車可能に。
(これもムッシュがしっかり交渉してくれた。他力本願?でもラッキ~)

午後2時、パリ 、サン・ラザール駅に無事到着。
セーヌ川に沿って走る車窓をのぞくと、茶色く濁った水が勢いよく下流へと流れていた。

少し疲れていたけれど、このままアパルトマンへ戻るには少し早いので、
先日のリベンジ、モンマルトルの生地問屋へ・・・
ムッシュも時間があるし治安の悪い場所だからと、ついてきてくれた。
・・・というかついてきた。笑

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2時を過ぎて少々お腹がすいたので遅めのランチを。
この地区では、今まで食事をしたことがなかたのだけど、
ムッシュの教えてくれた素敵カフェは2階に緑溢れるテラスがあり、
とても雰囲気の良いお店だった。

生地問屋ではお目当の階はOpenしていたものの、
気にいる生地がなくて残念。何も買わずに駅へと向かった。
ムッシュとメールアドレスを交換し、モンマルトルにあるメトロ前でお別れした。

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アパルトマンに戻ると、相変わらずの工事騒音・・・泣
夕方5時、シャワーを浴びてゆっくりと過ごした。

ぼ~っとニュースを見ていたら、
セーヌ川が氾濫してパリが冠水している様子が放映された。
(と言っても、街が冠水した訳ではなく、川沿いの遊歩道が川に沈んだだけ)
セーヌ川の右岸から左岸へメトロで移動する時、
停止しながら、ゆっくり走行していたのは、この洪水のせいなのかな・・・
結局、旅行中セーヌ川付近に立ち寄らなかったので、
100年ぶりのパリの洪水を見ることはなかった。

いろんな意味で濃~い二泊のプチ旅だったので、明日は予定を入れずパリを楽しもう。
邸宅が素敵なモロー美術館にでも行ってみようかな・・・
明後日からはいよいよ旅の締めくくり
友人の故郷、Reims(ランス)を一泊2日で訪問予定。いまからとっても楽しみ。

旅は道づれ、ルーアンの巻(曇り時々雨)

朝7時、ホテルでチェックアウトを済ませ、駅でルーアン行きのバスを探していると、
国鉄職員が乗り場まで案内してくれた。(珍しく親切!たまにこういう人がいる~)

分かりづらい場所にある、薄暗い倉庫のようなバス停留所に
“本当にここでいいのかしら…”という不安気な人々が少しずつ増えてきた。
みんなそれぞれに「何処へ行くんですか?ルーアンですか?」と確認しつつ、
この1本に乗り遅れないよう必死な朝。苦笑

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20分遅れでバスが到着、少々心配だったので、
運転手さんに「このバスはルーアンに行きますよね?」と確認した途端、
「そんなの知らないよ、国鉄職員に聞けばいいじゃないか!」とめちゃめちゃ不機嫌。
この感情をむき出しに大声を出すのもフランス人の特徴・・・
“貴方が運転していくんでしょ!!”と言いたい気持ちをぐーっと抑えて肩を竦めた。

ルーアンから満員のお客さんを乗せて2時間以上運転し、
またルーアンへ戻らなければならないムッシュの気持ちを考えれば、
不機嫌になるのも仕方ないのだが。 でもね・・・でしょ?

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濃霧で視界が悪い中、かなりのスピードでぶっ飛ばし(怖っ!足踏ん張るー)
それでもやっぱり2時間半かかってルーアンへ到着。
写真上:途中停車した小さな街でバスの中からパチリ。

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レトロな雰囲気のルーアン駅。近郊からの通勤者がいっぱいの朝

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駅を出るとすぐに“ジャンヌ・ダルクの塔”がある。
ルーアンはジャンヌ・ダルクが火炙りで処刑された悲しい歴史がある街。
「ここはね、ジャンヌ・ダルクが処刑されるまで閉じ込められていた塔なんですよ…」と、
突然カタコトの日本語が聞こえてきた。振り返ると、白髪のムッシュが微笑んでいた。
「そうなんですか…」という私に、街の中心までご案内しましょう。
と穏やかな声で話し始めた。
(うーん、これは荒手のナンパか?)と警戒心を強める私。

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しかしムッシュは少し悪い左足をかばいながら、
フランス人にしては珍しく大きな傘を持って私の前をスタスタと歩いた。
話によると彼は車のドライバーで、企業の送迎や、観光ガイドなどをしていて、
この日は休暇を使いルーアンの視察にきていたと言う。
穏やかな話し方に私の警戒心も薄れ、観光しつつ色々なお話しを伺った。

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レースのような美しい装飾のサン・マクルー教会

どちらかといえば口数の少ないムッシュ、ふっと寂しげに見えたのは、
最近、お父様と日本人の奥様をあいついで亡くされたからだろうか・・・
私が日本人だと分かり、日本語でお話がしたかったのかな…と思うと、
何だか胸が痛くなった。
旅は道づれ世は情け、結局ルーアンの街を一緒に観光することにした。

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まずはルーアンの大聖堂へ。
12世紀に着工し16世紀に完成したゴシック様式の最高傑作のひとつ。
フライボワイヤン様式の装飾は“石の刺繍”と呼ばれるほどの繊細な美しさ。
19世紀にモネが、30点を超える大聖堂を描いたことでも有名。

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大聖堂前にある古いこの建物の2階からモネは大聖堂を描いていた。

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アミアンと違い、ルーアンの旧市街地には中世の街並みがまだ現存している。

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ムッシュがルーアンに来る度立ち寄るという、エレガントなカフェでランチを…
ちょっと神経質なムッシュは食事の前に手を洗い、Bioを愛好するベジタリアン。
やっぱりフランス人じゃないみたい・・・笑
美味しそうなキッシュとご当地ノルマンディのシードルで、旅の出会いに乾杯した。

その後もムッシュの慣れたガイドのおかげで、効率よく街を巡る事ができた。

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とても素敵な建物は裁判所。15-16世紀建造。

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悲劇の広場にはジャンヌ・ダルク教会。この十字架の場所でジャンヌは処刑された。

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ルーアンといえば、16世紀に造られたルネッサンス様式の大時計。
大聖堂とジャンヌ・ダルク教会を結ぶこの通りは昔の建物が多く、
ルーアンで最も賑やかな場所。

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街を巡った後、とても可愛らしいホテルのカフェでお茶をいただいた。
ここもムッシュのお勧め。中庭がとっても可愛くて一目ぼれしました。
もしまたルーアンに来ることがあったら、絶対にこの宿に泊まりたい・・・
(人気の宿らしく、この日は満室だった)

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ホテルに戻り、今日の出来事を振り返り一人笑った。
「また明日の朝、迎えに来ますね」と、下心満々のフランス人らしからぬ爽やかさで
去っていったムッシュが、まるで英国紳士のように思えたからだ。

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